Yosemiteで動かなくなったCUPS-PDFの代わりにVipRiserを使う
はじめに
Wineskinという素晴しいソフトウェアのおかげで、とても有名な2D CADであるJw_cadをOSX上で使用することができます。この場合、OSXに接続されたプリンタから印刷可能なのですが、OSXの通常の印刷ダイアログは表示されないので、PDFに出力したい時に困ります。これまでは、Homebrewでインストールした仮想プリンタCUPS-PDFを使っていたのですが、Yosemiteで動かなくなってしまいました(詳しくはここ)。しかし、VipRiserという別の仮想プリンタがうまく動きました。
VipRiserのインストール
VipRiserのサイトから、VipRiser.zipをダウンロードして中のVipRiser.appをアプリケーションフォルダにコピーするだけです。
仮想プリンタの登録
VipRiser.appを実行すると最初にプリンタドライバのインストールが行われます。ドライバのインストール後に表示されるダイアログに従って、「システム環境設定」→「プリンタとスキャナ」で、「+」をクリックしてPrint to VipRiserを下記のように登録します。
CUPS-PDFを使ったことがあると、既にPrint to VipRiserが登録されていたりしますが、一度「-」で削除して、再度登録した方が無難です。これで、VipRiserを起動すれば、仮想プリンタが使えるようになります。下記のようにメニューバーのアイコンからPDFの出力先を指定できるので、CUPS-PDFより便利です。
下記のようにWineskin上のJw_cadからもPDFに出力できるようになりました。
最後に
VipRiserのアイコンは何なのだろう…